
鯖江市は「眼鏡の街」だけじゃない!住みやすさを徹底解説
鯖江市は「眼鏡の街」だけじゃない!
住みやすさを徹底解説
家賃相場・生活環境・交通・子育て・福祉まで鯖江の魅力をまとめました
- 01鯖江市ってどんな街?基本情報
- 02家賃相場(間取り別)
- 03交通アクセス
- 04生活環境・周辺施設
- 05鯖江市に住む7つの魅力
- 06メリット・デメリット
- 07賃貸契約時の注意点
- 08お部屋探しのコツ
- 09まとめ
鯖江市ってどんな街?基本情報
鯖江市は福井県の中央部に位置する人口約6.7万人の都市です。眼鏡フレームの国内シェア約9割・世界シェア約20%を誇る「眼鏡産業の聖地」として知られていますが、繊維(ニット)・漆器(越前漆器)といった複数の地場産業が根付く、ものづくりのまちでもあります。
住まいとしての鯖江市の特徴は、コンパクトで暮らしやすいまちの構造にあります。市内に必要な生活施設がバランスよく揃い、北陸新幹線の停車駅である福井駅へもハピラインふくいで約10〜15分という立地から、福井市内へ通勤しながら鯖江に住むという選択肢が現実的です。
家賃相場(間取り別)
鯖江市全体の家賃水準は福井市内と比べて全体的に1〜3万円程度安い傾向にあります。市内でもエリアによって差があり、鯖江駅前周辺はやや高め、郊外の神明・吉川エリアなどはさらに安い水準となっています。
| 間取り | 鯖江市(全体目安) | 福井市中心部 | 差額(目安) |
|---|---|---|---|
| 1K | 2.5〜5万円 | 5〜7万円 | 約1〜3万円お得 |
| 1LDK | 5〜7.5万円 | 7〜10万円 | 約2〜2.5万円お得 |
| 2LDK | 5.5〜9万円 | 9〜13万円 | 約2〜4万円お得 |
| 3LDK | 6.5〜10万円 | 11万円〜 | 約2〜4万円お得 |
月々の支払い総額には家賃に加えて駐車場代が別途かかります。鯖江市は郊外水準の月3,000〜6,000円程度が一般的で、無料駐車場の物件も多くあります。鯖江市内では鉄道を使える立地でも、日常の買い物・医療・送迎には車を持つ方がほとんどです。家賃と駐車場代を含む月額総コストで考えると、福井市内との差はさらに大きくなります。
交通アクセス
鯖江市の交通の軸はハピラインふくい(旧JR北陸本線)と車の二本立てです。鉄道を使えば福井市・越前市への移動が比較的スムーズで、車では北陸自動車道・鯖江ICを活用した広域移動も便利です。
鉄道アクセス
| 行き先 | ハピラインふくい(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 福井駅 | 約10〜15分 | 日中は約30分に1本程度 |
| 武生駅(越前市) | 約5〜8分 | 越前市内への通勤にも便利 |
| 敦賀駅(新幹線乗換) | 約40〜50分 | 北陸新幹線乗換点 |
車でのアクセス
| 行き先 | 所要時間(目安) |
|---|---|
| 福井市中心部 | 車で約20〜30分 |
| 北陸自動車道・鯖江IC | 車で約5〜15分(エリアによる) |
| 越前市中心部 | 車で約10〜20分 |
| ショッピングシティベル(鯖江市) | 車で約5〜15分 |
鯖江市内の西山公園駅・北府駅・サンドーム西駅などには福井鉄道福武線が停車しています。福井駅前電停まで乗り換えなしでアクセスでき、えちぜん鉄道との接続も良好です。鯖江市内のエリアによっては、ハピラインふくいより福井鉄道のほうが便利な場合もあります。
生活環境・周辺施設
鯖江市はコンパクトシティとして知られており、市内に必要な生活インフラがバランスよく集約されています。大都市ほどの選択肢はないものの、スーパー・医療・行政・学校・商業施設が車圏内にまとまっており、日常生活で不自由を感じる場面は少ないでしょう。
- 市内に複数のスーパーが分散
- ショッピングシティベルでまとめ買いも可
- コンビニが市内各所に点在
- 鯖江市立病院が市内に立地
- 内科・小児科・歯科等クリニック多数
- 市立病院は救急・専門診療に対応
- ショッピングシティベルが主要商業施設
- ドラッグストア・ホームセンターも市内に
- 地場産業関連のショールーム・直売所も
- 鯖江市役所・市民センターが市内に立地
- 各種手続きが市内で完結しやすい
- 図書館・文化センターも整備されている
- 西山公園(つつじで有名)が市内に
- 日野川沿いの緑地・河川敷が広がる
- 子どもの外遊びスペースが充実
- 保育園・幼稚園・小中学校が市内に揃う
- 待機児童が比較的少ない自治体として評価
- 市内の高校へも通学しやすい環境
冬の生活環境
鯖江市も福井県内のため、毎年冬になると一定の積雪があります。市内主要道路の除雪は行われますが、アパート・戸建て賃貸の敷地内および駐車場の除雪は原則として入居者が行います。なお鯖江市内のほとんどの賃貸物件では、火災リスクおよび結露による建物への影響から灯油ストーブの使用が禁止されています。暖房はエアコン・電気式暖房・ガス暖房が中心です。
鯖江市に住む7つの魅力
「眼鏡の街」以外の視点で、鯖江市に住む魅力を7つに整理しました。
福井市内と比べると同間取りで月1〜4万円程度安く借りられます。浮いた予算で間取りをひとつ上げることも十分可能です。駐車場も無料〜格安の物件が多く、月額総コストの節約効果は大きいです。
鯖江駅から福井駅まで約10〜15分と近く、鉄道通勤が可能です。「鯖江に住みながら福井市で働く」という生活スタイルが現実的に選べる点は、家賃節約と通勤利便性を両立できる大きな強みです。
鯖江市は子育て支援に力を入れており、保育園の待機児童が比較的少ない自治体として知られています。産後支援・子育て相談窓口・児童館・放課後学童など、子育て世帯をサポートする制度が整っています。
人口約6.7万人の市に市立病院が立地しており、救急・専門診療への対応が市内で完結できます。「いざというときに病院が遠い」という不安が少なく、子育て世帯・高齢者同居世帯にとっても安心です。
日本三大つつじの名所として知られる西山公園、日野川沿いの緑地、越前漆器・眼鏡などの地場産業文化など、都市では得られない豊かさが日常の中にあります。季節ごとの地域イベントも多く、地域への愛着が育ちやすい環境です。
北陸自動車道・鯖江ICへ市内から車で5〜15分でアクセスでき、福井・敦賀・金沢・大阪方面への長距離移動が便利です。週末のドライブ・帰省・出張が多い方にとって利便性の高い立地です。
鯖江市は近年、IT活用によるシビックテックや移住促進など先進的な取り組みで全国から注目を集めています。移住者・転入者を受け入れる文化が育ちつつあり、他地域から来た方でも地域に馴染みやすい雰囲気があります。
メリット・デメリット
- 家賃が安く広い間取りをリーズナブルに確保できる福井市内より月1〜4万円程度安い。駐車場が無料〜格安の物件も多く、月額総コストで大きな節約になる。
- ハピラインふくいで福井市・越前市へ短時間でアクセス鯖江駅から福井駅約10〜15分、武生駅約5〜8分。鉄道通勤ができ、マイカー通勤に頼らない生活も選べる。
- 子育て支援が手厚い自治体として評判が高い保育園の待機が少なく、子育て施策が充実。子どもを安心して育てられる環境が整っている。
- 市立病院が市内にあり医療アクセスが良好人口規模に対して医療インフラが充実。救急・専門診療が市内で完結できる安心感がある。
- コンパクトで使いやすい街の構造スーパー・市役所・学校・病院・商業施設が車圏内にまとまり、日常の用事が効率よくこなせる。
- 大型商業施設・専門店は福井市に劣るショッピングの選択肢は福井市内に比べて少なく、専門店・ブランド店・大型施設へは福井市内に出ることになる。
- ハピラインふくいの本数が限られる日中は約30〜40分に1本程度の運行で、乗り遅れた際の待ち時間が長くなりやすい。時刻表の把握が重要。
- 日常の移動は基本的に車中心鉄道はあるものの、買い物・医療・学校送迎などは車が便利。1人1台の車を持つ生活スタイルが基本。
- 冬の積雪対策が必要毎年冬に一定の積雪がある。スタッドレスタイヤへの交換、敷地内・駐車場の除雪(入居者対応)が必要。
こんな人に向いている街
賃貸契約時の注意点
ペットについての確認
「ペット不可」の物件では、においや音の出ない小動物(ハムスター・魚類等)であっても飼育を禁止しているケースが多くあります。必ず契約前に管理会社へ確認してください。「ペット相談可」の物件でも、飼育開始時に敷金の積み増しや特約の追加が発生することが多いため、書面での事前確認が必須です。
火災保険の確認
入居時の火災保険は管理会社指定のものへの加入が基本です。自己加入が認められる場合でも、補償が薄いプランでは破損・汚損が自己負担になることがあります。保険料の安さだけで選ばず補償内容を必ず確認しましょう。
通勤費・交通費の事前確認
ハピラインふくいを使った福井市内への通勤を想定している場合は、通勤定期代を事前に確認し、会社の交通費支給規定の範囲内かどうかを確認しておきましょう。家賃節約効果と交通費の自己負担分を合わせて総合的に計算することが重要です。
- 鯖江市でも住所によって通学する小学校・中学校が決まります。お子さんの学校区を事前に確認したうえで物件を探しましょう。
- 物件の住所と学校区の対応は鯖江市の公式ウェブサイトまたは不動産会社への確認で調べることができます。
お部屋探しのコツ
エリアごとの特性を把握してから探す
鯖江市内でも、鯖江駅前周辺・神明・吉川・河和田など、エリアによって家賃水準・生活利便性・雰囲気が大きく異なります。「駅近で利便性重視」なら鯖江駅前エリア、「安さと広さを最優先」なら神明・吉川エリア、という具合にエリアの特性を把握してから物件を絞り込むことで、効率よく理想の物件に近づけます。
「鉄道通勤できる距離か」を必ず確認する
鯖江市内でも鯖江駅から離れたエリアに住む場合、鉄道を使うには鯖江駅まで車で行く必要があります。鉄道通勤を希望するなら鯖江駅または福井鉄道の各駅から自転車・徒歩圏内かどうかを事前に確認しましょう。
内見時の確認ポイント
- 駐車場の台数・月額・場所を確認する(2台分確保できるか)
- 冬期の駐車場除雪スペース・雪捨て場の有無を確認する
- 鯖江駅または福井鉄道最寄り駅までの距離・経路を確認する
- インターネット回線(光回線か共有型か)の種類を確認する
- 暖房設備の種類(エアコン・床暖房・ガス等)を確認する
- 築年数が古い物件は断熱性能・水回りの状態を特に確認する
- 小学校区・通学路の安全性を確認する(ファミリー世帯)
まとめ
鯖江市は「眼鏡の街」として有名ですが、住まいとしての魅力はそれだけにとどまりません。手頃な家賃・ハピラインふくいによる福井市内への通勤利便性・充実した子育て支援・市立病院を含む医療体制・コンパクトで使いやすい生活環境——これらが揃った鯖江市は、コストパフォーマンスと生活の質を両立したい方にとって非常に魅力的な選択肢です。
「福井市内は家賃が高い」「広い部屋に住みたいが予算が足りない」「子育てしやすい街を探している」という方は、ぜひ鯖江市も候補に加えてみてください。地元の不動産会社への相談が、理想の住まいを見つける一番の近道です。
この記事のポイントまとめ
- 1鯖江市の家賃は福井市内より全体的に1〜4万円程度安い。駐車場が無料〜格安の物件も多く月額総コストを大きく抑えられる
- 2ハピラインふくいで福井駅まで約10〜15分。鉄道通勤を活かしながら家賃節約という生活スタイルが選べる
- 3保育待機が少なく子育て支援が充実した自治体として評価が高い。市立病院もあり安心して生活できる
- 4西山公園・日野川・地場産業文化など、都市では得られない豊かさが日常の中にある
- 5市内でもエリアによって家賃・利便性が異なる。駅前エリア・神明吉川エリアなどエリア特性を把握して探すことが重要
- 6灯油ストーブはほとんどの物件で使用禁止。暖房はエアコン・電気・ガスが中心
- 7敷地内・駐車場の除雪は原則入居者が行う。スタッドレスタイヤの準備も冬前に忘れずに
- 8火災保険は管理会社指定が基本。ペット不可物件は小動物・魚類も不可の場合が多い
- 9ハピラインふくいの通勤定期代は事前に確認し、家賃節約効果と合わせてトータルコストで判断する